Monthly Column VOL.78 「ボディ・コンシャス」

まだまだ寒い日が続いていますが、2月は春の予感を感じ始める頃。節分や、入学試験などもあって、新しい季節への移行が始まりますね。
この時期、実は体調や情緒が不安定になってくる人が増える時期でもあります。日照時間が少なく寒い冬の間、私たちは心も体も閉じ気味になり、少し眠った状態になるようです。春の足音が聞こえてくると、眠りから醒めるように体が緩んでくるものですが、閉じた心はなかなか追いついてきません。または気持ちは新しい時期に向けてやる気になっていても、体がまだこわばっていたりして、思うように動かなかったりします。心と体のバランスが少し崩れるのですね。
2012年は意識の変容ということに関して節目の年になることは、いろんなところで言われています。「目覚め」に向かうとき、この春先のような不安定さがやってくるのは自然なことかもしれません。

体は私たちの意識が物質化して、ある私たちの側面を表現しているのだと私は思っています。つまり、「あなたが何を感じ、考えているのかが、あなたが作り出す現実だ」ということ。
「目覚め」というのは、このことに気づくことだと思うのです。そしてこれを理解することが「意識の変容」。
意識が変容すれば、目覚めが起こり、目の前の現実は変わるということです。

でも、私たちは自分が何を作り出しているのかに気づくことはなかなかできません。
思っているような生き方をしたいのに、今見ている現実は違うものだったりします。このことにジレンマを感じている人はたくさんいることでしょう。

私たちの意識を氷山のようなものとイメージしてみてください。水面の上に現れているのは、私が知っている部分、つまり「顕在意識」。そして水面下に、見えないところにあるのが「潜在意識」。潜在意識を見ることは難しいのですが、それも氷山の一部。そして、それは目に見える部分に比べてはるかに大きく、はるかに大きなエネルギーを持っています。私たちの現実に大きく影響する部分はこの、見えない、隠された部分。
オーラソーマのコンサルテーションでは、この、見えない部分や隠された部分を明らかにし、自分が考えていること、感じていることと現実に起こっていることのギャップを見ていくことができます。

今月は、もし自分の現実を変えたいと思うならば、まずは自分の体に意識を向けることを提案します。体は無意識に私たちが抱えたものを表現するからです。体に少し意識を向けるだけで、隠された部分の訴えを聞くことができるようになるかもしれません。そして私たちが何を現実化させているのかに気づくことができるようになります。

今月からオクトーでは、「ボディコンシャス・トリートメント」を始めました。「ボディコンシャス」というのは、体に意識を持つということ。
自分の体を見つめなおすことで、気がつかなかったことに気付きをもつことができるでしょう。そして、プロの手をかりて、緩め、ほぐしていくこともできるでしょう。体が緩まってくると、心もまた緩まってきます。思考も明晰になっていきます。

私はこのトリートメントをメニューに加える前に実際に数回を体験しました。
体験して思ったのは、心と体は常に連動しているということ。日常でも思考や感情をクリアにするように努めてはいますが、少しずつ溜めてしまったものの結果、知らない間に視力が衰えたり、筋力が弱ったり、背中や腰の張りを感じたり、代謝が悪くなったりしています。セラピストに触れてもらうことにより、気づかなかった部分に気づくことができ、日常の思考や行動をまた正していくヒントを得ることができました。

オーラソーマの学長であるマイク・ブースは「体が一番古い叡智を持っている」と言います。体は氷山の水面下にあるものを表現します。そして、私たちが体の不調和を感じることによって、何かに気づく必要があることを教えてくれます。

「ボディコンシャス・トリートメント」では、クライアントが選んだイクイリブリアムを使って全身のトリートメントを行います。
「あなたが選ぶ色はあなた自身であり、その存在の必要性を表している。」というのはオーラソーマの創始者である、ヴィッキー・ウォールの言葉ですが、選ばれたイクイリブリアムを体に塗って用いるのは、体からの気付きを促すためでもあります。イクイリブリアムはもちろん自分で体に塗ることが基本ですが、手の届きにくいところは人にお願いするのもいいことだと思います。全身をリラックスさせて、たっぷり時間をかけて、様々なレベルでの気付きを深め、浄化するひと時になると思うのです。

私たちはいつでも変化することができますが、春という自然が大きな変化をする時期に、その自然の流れに乗ってわたしたちが健やかに芽吹き、開花することができるといいですね。

あなたの心も体も、いつも健やかでありますように。

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