オクトー*今月のコラム*「指輪」
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オクトーで受講出来るオーラソーマのコースについて
今月のコラム・タイトル「指輪」

6月になりました。6月は結婚式の多い月。「6月の花嫁は幸せになる」といいます。6月をつかさどる月の女神によって、女性が守られるからという言い伝えがヨーロッパにはあるようです。

私の両親も6月に結婚をしました。「ジューン・ブライドだった母は果たして幸せになったのか・・・?」母は、「いろいろあったけど、お父さんと結婚してよかった。」と言います。子供の私としてはその言葉を聞くと嬉しく思います。

二つの相異なる性質が一つになる過程をオーラソーマでは「クンダリーニの上昇」という言葉を使って説明をします。これは実際の男女の間の話ではなく、自分の内面にある女性性と男性性、陰と陽のバランスの話です。でも、実際の結婚生活が複雑でいつでも心地が良いわけではないように、クンダリーニが上昇するとき、強いフラストレーションや葛藤があるようです。

なぜならば、「エゴを手放す」ことが目覚めの第一歩になるからです。エゴとは、自分が自己同一化しているもの。今まで慣れ親しんでいた自分の一部を切り離すことは、少し痛みをともなうものなのかもしれません。今まで「自分」だと思っていたものが、実際には違うとしたら、混乱も起こります。
慣れ親しんでいた自分の一部とは、「無意識のパターン」であり、「条件付けのパターン」です。レッドからイエローに至るチャクラの部分にそれらはよく見られます。

5月にはウルフガングが来日し、ブレスワークとセンシティビティー・トレーニングが行われました。

彼はコースの中でこう言いました。「僕はふたつの結婚指輪をしています。僕は妻と結婚する前に、自分自身と結婚する必要がありました。一つは父の形見のリングをリメイクして、自分自身の内なる結婚のリングにしました。もう一本は妻と結婚するときに、妻と交換しあいました。」と。彼の薬指には2本のリングがはめられています。
内なる結婚をして、自分の中に統合を見出し、そしてそれから他の人と分かち合いをする。そんな話だと思います。

結婚指輪とは、「コミットメント」の象徴だと私は理解しています。ある種の「契約」です。「健やかなるときも、病めるときも、あなたとともにいます。」ということをあらわしますよね。

コース中、ウルフガングの薬指にはめられた金の指輪を見ながら、私は「ロード・オブ・ザ・リング」のストーリーを思い出していました。

映画の中では「リング」は、私たちを操る闇の心の象徴です。

主人公は、そのリングをある日、自分のおじさんからもらいました。
リングを持つ人は、世界を手中に収め、永遠の命を得られると信じます。そしてその魅力に魅入られて、自己中心的になり、思いやりが分からなくなり、分別がなくなって、愛する人さえ裏切ったり陥れようとしたりします。そして、それは本当に無意識に行われていきます。いつも被害者のように、親友からさえも「裏切られている」と感じたりします。それを持つ人は、ハートを失い、エゴによって支配されていきます。

あなたはどのリングを身につけたいのでしょうか。
愛の象徴としてのリングとエゴの象徴としてのリング。

映画の中の主人公は、リングを返しに行く旅をします。その場所でないと、リングを消滅させることができない場所へ。
道は険しく、子供のように純粋な主人公が、だんだんと葛藤の末に大人になっていく物語でもありますが、リングを手放す最後の最後まで、内側のエゴと葛藤をします。そして、リングを手放したとき、一瞬にして世界に平和が訪れます。悪と善が葛藤していた世界に、一つの平和が訪れます。

旅の途中、親友を信頼することができず、信じたものが真実ではなかったり、裏切りや絶望感を何度も味わっても、なお最後の最後まで手放せない「リング」が象徴するものとは何でしょうか。

愛と真実をあらわすハートのグリーンのエリアに至るには、たくさんのテストが待ち構えています。

センシティビティー・トレーニングでのデコーディングとは、指輪を返しに行く旅のようなものです。今まで気づかずにはめていたリングによって操られていた私たちの人生。それが条件付けのパターンであり、無意識のパターンです。オーラソーマでは、色のコードや古代の叡智を使って、このパターンを見ていくことができます。

心の平安とは、葛藤を超えて得られるものかもしれません。クンダリーニが上昇するとき、必ず葛藤のエリアを越えなければ、平和を表すブルーのエリアには到達できませんから。そう思えば、葛藤もまた、私たちに必要なものとして受け入れることができるでしょう。

4月のマイク校長の「エメラルドのハート」のコースの中でも、こういったことに触れる講義が行われました。

道は険しいかもしれません。でも、あきらめないでください。
「ロード・オブ・ザ・リング」の映画のように、私たちにも仲間がいます。あなたは1人ではありません。その仲間とは、同じ経験を味わい、そして人とつながって分かち合いをしたいと、オーラソーマを学びに来る人たち。みんな、一人ひとりがリングを返す旅をしながら、そしていつの日か自分の頭上に王冠が輝いて、自分自身を治め、そして人に奉仕ができる人たちになっていくと私は信じてやみません。

王冠を戴く王とは、世界に仕える存在です。映画の最後には、王の頭に美しい王冠が飾られましたね。クンダリーニが上昇すると、千の蓮の花びらが頭上に開くといわれています。千の蓮の花びらが開く頭頂のエリアはバイオレットで表されます。バイオレットのキーワードは「スピリチュアルな奉仕」です。

そして、ウルフガングは私たちにこんなことを教えてくれました。
健やかなるときも、病めるときもずっとあなたのそばにいる存在。それは呼吸です。呼吸はあなたの永遠のパートナーです。
どんな精神世界の教えも呼吸をとても大切にしています。
呼吸に意識を向けること。吐く息と吸う息のバランスがとれると、内なる結婚が起こります。愛を交わすように呼吸を感じていきます。そうすることによって、今この時の愛を感じることができます。

内なる結婚が行われるのは第3の目をあらわす額のエリア。ここはロイヤルブルーで表されます。ロイヤルブルーのキーワードの一つは「深くものごとを見る。」
シンプルなことの中に、本当に深淵なものがあります。

6月。6という数字はまた、タロットでは「恋人たち」にあてはまります。カードの意味は、男女の統合が起こること。天と地が融合して新しいものを生みだす力になっていきます。

あなたの中で、祝福された結婚が行われますように。
条件付けの指輪ではなく、無条件の愛の指輪を自分自身与えることできますように。
そして、平和の中で自由に個性を展開させて生きていくことができますように。

リング・イメージ
センシティビティー・トレーニング風景
センシティビティー・トレーニング風景
並べられたボトル
ウルフガング氏
センシティビティー・トレーニング風景
ボトルを並べるウルフガング氏
センシティビティー・トレーニング風景