オーラソーマ専門店・オクトー*今月のコラム 『リスクとチャレンジ』
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リスクとチャレンジ

私は1月のお正月休み、登山に初挑戦しました。登山といっても、普通の人にとってはハイキングに感じるような山なのかもしれませんが、普段体を動かす機会の少ない私にとってはドキドキの初体験でした。

ここ2年ほど人生の中でチャレンジを経験していたのですが、昨年末、いろいろなことを振り返りながら自分の人生を生きていくとはどういうことかについて考えあぐねていたところでした。そんなとき偶然に目にした登山の案内に心引かれ、トライしてみることにしたのです。

朝早く起きて登山の身支度を整え、集合場所へ向かいました。途中のバスの中から見える山を見て「これが今日登る山なんだな」と確認をし、山岳指導員の先生と数人の参加者の方たちと登りはじめました。

私以外の皆さんは山に慣れている様子で、ウエアも素敵に着こなしているように見えました。楽しくおしゃべりをしながら登っていかれていましたが、私はすぐに息が上がり、普段の運動不足を早くも後悔し始めていました。

先生はそんな私を見て、足の運び方からストックの持ち方、使い方、服装による温度調節、休憩の休み方など、いろいろなアドバイスをしてくださいました。

単に登山といっても、いろいろなスキルやテクニックがあるのだな〜と改めて感心しながら先生のアドバイスに沿って登っていくと、楽に登れることがわかってきました。

でも、ある場所に差し掛かったとき、
「ここは、踏ん張って勇気を出して登ってくださいね。山登りは人生と同じで、時には踏ん張りが必要なことがあるんですよ。」
と大きな岩の上から先生が声をかけてくださいました。私はそのとき、岩の下で楽に登れる場所を探していたのですが、どうしていいのかわからずにいたのです。

朝見えた山の頂は山を登り始めると見えなくなります。そしてどうすれば頂上にたどり着けるのかがわからなくなったりします。木々に囲まれて空も見えなくなり、小鳥の声も風の音も聞こえなくなり、ひたすら足元だけを見続けて息を上げて登っていきます。景色を楽しむ余裕などなく、途中でなんのためにここに来たのかがわからなくなるくらいに疲れたり・・・。

休むときにも先生は「座らないで」と言います。一度座りこむと、立ち上がって先に進んでいくことが大変になり、もっとエネルギーを使うことになるからです。

自分自身をプッシュしながら一足ごとに山頂に近づいていることだけを思い、ひたすら登り続けて、そしてやっと山頂へ・・・。

何も見えなった登山道でしたが、ふいに視界が開けて、海や山の様子が目の前に開けていました。大きな深呼吸とともに、空を見上げると、灰色の雲の中から光が降りてきていました。

私たちは肉体に宿った魂です。

肉体があるからいろんな経験をしていくことができます。私たちは肉体をもった人生をこの地球という3次元の世界で体験したくてやってきました。そしていろいろなことを経験し、魂を成長させています。

「山」はよく、私たちの人生にたとえられます。高速道路を走っていくように、楽な道のりだけを行くことはできないでしょう。それが「自然」なのですから。ですから、チャレンジとは「自然」とともにあることなのかもしれません。「克服すべきもの」と考えれば、とても困難なことのように思いますが、冒険心をもって進んでいけば、不安や恐怖もチャレンジの楽しさに変わるのかもしれません。

冒険家たちは肉体のレベルで最大限のリスクに直面したとき、宇宙の神秘を理解し、精神の世界が広がるといっています。一見自殺行為のようにさえ見える自然との対峙が実は「フルに生きる」ためのことなのだと冒険家たちは言うのです。

1月のコラムで私は「いま少し、がんばって、自分自身に生きる情熱を見出して、勇気を出して一歩を踏み出す。それができるのは、心の底に何か大いなるものを信頼する質を私たち人間というものは本来持っているからなのではないでしょうか。」と書きました。このコラムを書いたあと初登山を経験し、奇しくも同じ言葉を「山登りの先生」にいただきました。

「勇気を出して一歩を踏み出す」を肉体のレベルでも経験して、またひとつ理解ができたように思います。

今年のテーマにも関連する1番のボトルは「フィジカルレスキュー」と呼ばれています。

1は「まっすぐに立ち、自分自身に責任を持つ」という意味があります。それがブルーの天命を生きていくことと、とても関係しています。

私はこのボトルを2007年、スイスの標高4000メートル近くの山頂で撮影しました。酸素の薄い中にいると、私たちの肉体の変化に対してとても敏感になります。呼吸とともに生かされていることを感じます。

思えば、始めに書いた私のここ2年ほどの人生のチャレンジはスイスでの体験から本格的にスタートしたとも言え、スイスに連れて行った1番のボトルから、個人的なレベルでメッセージを受け取っていたことを、今理解できたような気がしています。

山を降りて家に帰り、お風呂の中で身体を温め、筋肉をほぐし、心地よい疲れとともに眠ることができたのですが、次の朝、目覚めて起き上がるとき、筋肉痛でしばらく動けませんでした。筋肉のひとつひとつがきしむように感じました。そしてマッサージをお願いしたのですが、「ちょっと筋肉が断裂してるんですね・・・。」と言われ、無理をしすぎたのではと不安になりましたが、「でも、これが強い筋肉を作っていくことになるんですよ」と、マッサージセラピストに励まされたとき、とても嬉しくなりました。

少し痛い思いをしましたが、これが次には強いものをもたらしてくるというのは、私にとっては「ごほうび」のように思えることでした。

私たちは肉体だけの存在ではありませんが、今、この次元では肉体なしの存在でもありません。心も身体も精神も一体になってひとつの存在です。

トータルに整える必要があるのだと思います。そして1番のボトルは、私たちにそのことを伝えているように思います。

1番のボトルは「筋肉痛」の私をあらゆる意味でレスキューしてくれたボトルでした。

あなたも人生のなかでいろいろなリスクやチャレンジを経験することと思います。どうぞ自分自身を励まして進むことができますように。

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